大手人材会社にて転職支援・採用支援をメインキャリアとして10年以上勤務。今まで300人以上の方の転職を支援&新卒採用面接官&500社以上の社長・役員・人事・現場などへの採用コンサル経験が有ります。特に地方で働きたい人には選択の幅を広げ、採用したい地場企業には採用するためのノウハウを提供し、採用が出来ずに事業が継続出来ない企業を減らす。世の中の採用・就職に対する不安をなくし、自由に「はたらく」を選べるヒントになるになるような情報を提供していきます!
この記事でお役に立てるのはこんな方!
- 中途採用を始めたいが、いつスタートするのが良いか分からない
- 既に中途採用を始めているが、なかなか狙った人からの応募がなく、時期を見直したい
- 採用時期を絞って一気に採用を終わらせてしまいたい!
こんなことありませんか?
・「いざ採用を始めてみたものの、思ったよりも応募がなかなか来ない」
・「たまに応募は来るが、なかなか質が良い方からの応募がない」
そういう時はもしかしたら「採用の時期」が悪いのかもしれません。
採用の時期が悪いと、そもそも転職活動している人の数が少ないことから応募数が思った以上に伸びなかったり、優秀な方ではなく、ずっと転職先が決まらず転職活動をしている方の応募があったりということがあります。
今回の記事ではそんな問題を解決する方法を解説します!
抑えておきたいポイント
まず求人票の書き方のポイントはこちらの記事に記載していますので、是非参考にしてみてください!
採用の時期で大切なことは「狙ったターゲットの職種の方が一番転職しやすい時期はいつか」を考えることです。
業界やその職種の繁忙期であればあるほど、優秀な方ほど現在働いている会社でもお忙しくされている傾向があります。そのため、その方々が一番落ち着いて転職活動ができる時期を見定めることが必要となります。
それを踏まえて抑えておきたいポイントは下記です。
・一番人が動くのは「次の期が始まる前」且つ「賞与(ボーナス)後」の1〜3月と7〜9月!
⇒転職希望者の方々はちょうど仕事の区切りが付きプライベートなことなどでもキリが良い期の変わり目である4月入社または10月入社を目指していることが多いです。
そのために準備期間を含めてその3ヶ月前くらいから動き出すことが主流です。
また、この時期はちょうど賞与の時期です。どの転職希望者の方もやはり「できれば賞与はもらってから辞めたい・・・」と考えるもの。
上記の理由から1〜3月、7月〜9月が最も人が動き、採用市場が活発化する時期となります。
・職種によってベストな採用タイミングは変わる
⇒例えば経理職の繁忙期は決算月です。3月決算の会社であれば3月〜4月がとても忙しくなると思います。優秀で責任感がある方ほど、「忙しいときに自分が抜けたら大変なのでは・・・」と思って活動を控えられる傾向があります。
そのため、繁忙期を少し過ぎた4月後半やGW明け、または繁忙期に入る前の12月〜1月のうちに転職活動をしておくという方が多いです。
施工管理の方であれば年度末(12月や3月)の工事で忙しいことが多いので、その時期を避けて活動をされるなど職種によって時期がことなるので、採用したい職種の方はいつが忙しいのか?を考えてみるとベストなタイミングが分かります(^o^)
・競合他社と採用時期をずらしてみる
⇒当然人が多く動く時期というのは、退職が多く出る時期でもありますので、採用をする企業も増えます。この時には大手の有名な企業も採用競合となる場合も少なくありません。
そのため、あえて他社が採用している時期をずらして、競合が少ない時期に採用を行うというのも考え方の一つではあります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、効果的な採用時期について解説させていただきました。
身も蓋もないことを言うと、採用活動(特に中途採用)はいつどんな方がどんな理由で動いているかわからないので、しっかりと網を張って良い方からの応募を待つということも重要です。
ただ、常に応募を出しているとその分工数もかかるので、一番効果的な時期に効果的な方法で求人を出したいですよね(^o^)
是非お試しください!
なお、無料でピンポイントに狙った方からの応募を網を張って待つ方法としては人材紹介エージェントのご利用がオススメです。
エージェントとの付き合い方・選び方などについてはこちらを是非ご参照ください!
コメント