我が家では夫婦共働きで、ふたりとも出社とテレワークを交互にする勤務体系です。どちらか一方が出社のときはもう一方がテレワークという状態なので、必ずどちらかが基本的にはテレワークをするという状態が、ここ1年ほど続いています。
今後もしばらくはこの状態は続くであろうという見立てであるのですが、家庭での仕事をする上で問題が一つ。
椅子が、ダイニングテーブル用のものしかなく、長時間座ってると相当しんどい。。。
我々ふたりとも仕事柄、基本的には一日中ずっと座っていることが多いので、毎日仕事終わりには疲れがMAXでお尻が痛かったり、腰が痛かったりと仕事に集中しにくい環境でした。
そのため、テレワーク用の椅子を買うぞ!!と今回決めて、様々な商品を検討した上でこのサリダチェア(SALIDA YL9)に辿り着きましたので、1ヶ月使用したレビューとしてその使用感やメリット・デメリットをお伝えできればと思います!
購入までの検討ステップ
上記の通り、何かテレワーク用チェアを購入する!というのは決まっていたのですが、どれにするか、どれくらいの価格帯で購入するかは決まっていなかったので、色々と情報収集しました。
ざっくりと価格帯で見ると1万円前後の低機能椅子、3万~5万円程度の中機能椅子、10万円以上の高機能椅子の3分類が出来ることが分かってきました。
最初は「折角買うんだし、そこそこ予算かけていいの買いたい!」という私と、「そんなにお金かけなくてそこそこので十分では?」という妻の意見が分かれていましたが、一旦両方の軸で検討していくこととなりました。
検討項目は、下記でした。
- ゲーミングチェアにするか、オフィス用チェアにするか
- 価格帯はどうするか
- アームレスト、ヘッドレストはあるかないか、椅子の高さやアームレストの高さは調整出来るか
まずゲーミングチェアにするかどうかについては、いつもの我々の椅子の座り方として、結構前傾姿勢で座っていることと、部屋がそんなに広くないので、出来る限り圧迫感がない椅子が良いのではということからゲーミングチェアではなくオフィス用チェアの方向に進みました。
他の2つは実際に椅子に座ってみながら試してみたのですが、最終的にSALIDA YL9以外で検討のテーブルに乗ったのはこの3つでした。クロスフォーカスチェアはゲーミングチェアに近いですが、デザインが気に入って検討に入っていました。
- リクライニングワークチェア(フォリスト BK)(ニトリ)
- クロスフォーカスチェア(イトーキ)
- バーテブラ03(イトーキ)
ニトリのリクライニングワークチェアはコスパという部分ではとても良さそうでした。実際にニトリで座ってみましたが、座面は程よい反発力があり、座っていても特に違和感がない感じ。アームレストも椅子の高さも調整可能で、ランバーサポートやヘッドレストもついていて、リクライニングもしっかり出来るというスペックでした。ただ、デザインがあまり好きじゃない・・・そして若干大きい印象を受けたという点がマイナスポイントでした。
そして、サリダチェアを含めてイトーキのチェアのデザインや機能性が良さそうだったので、こちらも実際にイトーキのショールームにお邪魔して、座り心地を確認しに行きました。
案内してくれたスタッフの方に色々聞いてきたので、その情報を下記に列挙します。
- サリダチェア、クロスフォーカスはネット販売限定のため、店舗では試すことが出来ない
- 最近ショールームにオフィスワーク用の椅子を試しに来る人は多いが、その中で特に問い合わせが多いのがサリダチェアとバーテブラの2つ
- イトーキ社員は普段の仕事でバーテブラを使っている
- バーテブラは有名デザイナーとコラボして洗練されたデザインになっているが、機能面も充実している
- アームレストは高さ調整が出来ないと、肘を置きながら作業ができなくなり、効果が半減する
実際にバーテブラに座ってみましたが、見た目に反して非常に座りやすく、小回りもきき、そのデザイン性から家に置いていても全く違和感なく使えるなと感じました。ただ、腰の少し上くらいまでのサポート範囲なので、体を後ろに預けながら仕事をするときには少し物足りなさを感じるイメージでした。更に、バーテブラは椅子の高さは調整出来るもののアームレストの高さは調整が出来ないという点もマイナス。
そして価格面に置いても9万円前後することから、この金額を出すのであればもう少し頑張ってエルゴヒューマンやハーマンミラーなどを購入するほうが良いのではと思い、購入をためらいました。
他にも高級チェアを含めて何個かの椅子に座らせてもらいましたが、確かに値段が高いほうが座りやすさは感じるものの、そこまで大きな差を感じるには至らずでした。
そのため、10万円以上のチェアではなく、3~5万円程度でデザインが気に入り、一定調整機能が充実しているものを選んだ結果、今回のサリダチェア(SALIDA YL9)に行き着いたという流れです。
他にも近しいものはあったのですが、どこのメーカー?というものも多くあり、最後はイトーキブランドの安心感が背中を押した格好となりました。
商品概要
ITOKI(イトーキ)は東京都中央区に本社を置く日本のオフィス用品を取り扱う会社です。
サリダチェアはYL2~YL9まで販売されており、人気シリーズの一つとなっています。
~補足のためメーカー説明より抜粋~
- エラストマー素材の背もたれ
※独創的なデザインを実現するエラストマー素材の背もたれ - 上下の首振りに加えて高さも調整出来るヘッドレスト
※上下首振りは5段階、高さは7段階に調整可能なヘッドレスト - リクライニングの強度を自動調整する体重感応式シンクロロッキング
※体重を感知し自動でロッキング強度が調整されるので操作不要 - カラーバリエーションは「ホワイト」「ブラック」「ネイビー」の3種類
買う前に疑問だったこと
- 組み立て簡単?
- エラストマー素材って何?固すぎない?
- ヘッドレストって結局使う?
- ちゃんと机の高さにアームレスト合うか不安。
- 色は何色がいいんだろうか?
- 座面が硬いって書いてあるけど、どれくらい硬いのか分からない
メリット・デメリット
- メリット
・座面が広いのであぐらをかいた姿勢でも仕事が出来る✨
⇒いろんな足の姿勢でやりたい人は良いと思います。この広さで下記デメリットの座面の硬さも克服出来ている部分があります。
・エラストマー素材は固すぎず柔らかすぎずで程よい座り心地の素材だった✨
⇒今後ホコリが溜まりそうな予感はしていますが、全然違和感感じず快適に背もたれを使っています。
・アームレストの調整機能はかなり自由度が高いので、ほぼ全ての机に合わせることが可能✨
⇒妻も一緒に使うのですが、ふたりとも体型に合わせて調整出来るのでとても良いです。
・意外とヘッドレストがあると姿勢が固定されて楽に作業が出来る✨
⇒この椅子にして、しっかりと深く座って背中を預けながら作業をするようになったのですが、
そうするとヘッドレストがとても良い感じでサポートしてくれます。
人間の頭は非常に重いので、これをしっかりと支えてくれるだけで肩こりも軽減です!
・机の足にキャスターがついているので、椅子を使わないときの移動が超楽✨
⇒我が家ではリビングで仕事をしているため、仕事が終わったら椅子を隣の部屋に移動させる必要があります。そのため、キャスターがついていると非常に便利でした。作業中もちょっと椅子を引いたりするときにキャスターがあるとスムーズで良いなと思うことがよくあります。
・デザインがやっぱり良いので、作業のテンションが上がる✨
⇒今回はブラックをチョイスしました。本当はホワイトにしたかったのですが、ウチには6歳と3歳のヤンチャ盛りの子供がいるので、秒で汚される未来が見えたため、無難にブラックにしました。笑 - デメリット
・私には若干座面が硬い😨
⇒体感値としては1時間~2時間くらい座っていたら、「ちょっとお尻痛いなー」と感じるレベルでした。硬い座面のほうが良いという方は全然気にならないかもしれませんが、私は今後クッションなどを置きたいなと考えております。
※ただ、妻は「私はこれくらいの硬さが丁度いいな〜」なんて言っていたので、そこは本当に人次第なんでしょうね。
・ランバーサポート機能はほぼ皆無😨
⇒背中をしっかりと座面につけながら作業をすると、ほんのりサポートされている感じがしますが、ランバーサポート機能はないので、そこは期待しないほうが良いと思います。
・組み立てがちょっと大変だった😨
下記に到着したところから組み立て途中の写真を載せていますが、特に背もたれと座面をジョイントするところがいまいち分からず、少し苦労しました。
結構重いので、座面部分を机に載せてから組み立てるのがオススメです。
買ってよかったかどうか
総じて買って良かったと思える商品でした!!
若干座面が硬い部分は残念ではありましたが、今までのリビング用の椅子からは想像も出来ないくらい肩こりや腰痛は軽減され、作業に集中出来るようになりました。
妻と二人共同時にリモートワークになったときは、椅子の取り合いになるくらいです。笑
デザインが良いからか意外とリビングにおいても圧迫感がないのも良かったなーと思っています。
今後は座面のヘタリ具合やリクライニングの不具合など出てくる可能性もあるので、追加で気になる点などあれば、レビューさせていただければと思います。
サリダチェアを検討中の方は多くいらっしゃると思うので、是非参考にして頂けると嬉しいです😀
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